学生大会

学生大会とは

学生大会とは、学生自治会の最高議決機関であり、国家でいうと国会に相当します。毎年、前後期に 1度ずつ開催され、多くの学生が参加します。

学生大会では主に執行委員会が提出する議案や自治会費の予算案について話し合いをし、議決書の投票によって全体の総意を決めています。執行委員会が提出する議案は、学生から寄せられた意見をもとに作られるので、多くの方の学生生活に深く関係しています。学生自治会の予算は学生大会で予算案が承認された後、各上部団体やそこに所属する部活・サークルなどに分配されます。

また、学生大会には定足数があり、一定数以上の方に当日議場で議決フォームを提出していただかないと、不成立となります。


【学生大会が成立した場合】

学生自治会としての総意が決定します。

後に、執行委員会が代表し、大学当局と”学生サポートセンター交渉”を開催し、大学当局に学生自治会の総意を伝え、総意に基づいて学生生活を改善してもらうよう交渉を行います。

自治会規約の改正等が承認された場合は、その時点から改正された規約が効力を持ちます。


【学生大会が不成立だった場合】

学生自治会としての総意が決定できず、学生サポートセンター交渉を開催することができません。また、規約の改正案が出ていたとしても、改正することができません。

不成立直後から次期学生大会までの期間で、執行委員長の発議によって学生投票を行い、総意を決定することもできます。

議決事項に学生自治会の予算案がある場合は、予算の執行が遅れる、もしくはできなくなるため、部活やサークルなどの活動や大学祭などのイベントが正常に行えなくなる可能性も出てきます。



以上のように、学生大会が成立した場合は学生生活の改善等が見込めますが、不成立となった場合は学生生活に悪影響が生じてしまいます。いわば、自業自得です。

学生一人ひとりが”学生大会に参加するだけ"で学生生活は変わるかもしれません。皆さんの参加を心からお待ちしております!

開催日当日はお昼頃から18時頃までやっているので、空きコマとかでぜひぜひ、参加してくださいね!

2019年度後期定例学生大会時の立て看板。

学生大会開催 3週間〜 1ヶ月程前になるとインフォメーションギャラリーに立てられます。必ずチェックしてください!

学生大会の実績

など

授業料の維持に関しては毎年交渉を行っています。近年、千葉大学や一橋大学をはじめとする国立大学では学費の大幅な値上げが相次いでいます。

それが教育面に力を入れるためとはいえ、多くの学生が本学の授業料の安さから恩恵を受けている以上、学生の意見をないがしろにして、授業料を上げることはあってはならないことではないでしょうか。

議案作成の流れ

青:学生(自治会員)の動き橙:学生自治会及び執行委員会の動き

学生大会で執行委員会が提出する議案には皆さんの意見を反映するために、図のようなプロセスを踏んで作成されています。

学生大会のアンケートや執行委員会への意見フォームに送られてきた議案のもととなる意見を、執行委員会で様々な角度から検討し、一次案として自治会員である学生皆さんに提議のような形で公布します。

一次案の公布と同時に皆さんに対し、アンケートを取ります。次の二次案では皆さんの意見をより強く反映した内容にし、再び公布します。二次案の公布でも同様にアンケートを取ります。

最終案では、二次案でのアンケート結果をもとにして決議案を作ることで、データによる裏付けが取れた実現可能性の高い議案を作ります。

こうして作られた議案が、学生大会で議論されるということになります。


〈特別決議案について〉

決議案は執行委員でない人でも提出することができ、それを特別決議案と呼びます。通常、特別決議案は学生大会の 7日前まで(土・日曜日含む)に執行委員会に提出しなければなりませんが、毎期ごとに学生大会の運営細則を自治委員会で承認するため、特別決議案に関する細則が変更になっている可能性もあります。最新の運営細則を確認するようにしてください。